院長ブログ:股関節の痛みと変形性股関節症|歩行の不安を解消するには

いでた整形外科クリニックの院長ブログ 疾患・治療について
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はじめに

「歩くと股関節が痛い」「靴下を履く動作がつらい」「立ち上がるときに違和感がある」――
その症状、「変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)」かもしれません。
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ることで痛みや動きの制限が出る病気です。特に中高年の女性に多くみられ、進行すると歩行が困難になることもあります。
今回は、症状・原因・当院での治療法・生活での工夫について解説します。

主な症状チェック

  • 歩き始めや長く歩いたときに股関節が痛む
  • 靴下を履く、床に座るなど股関節を大きく動かすとつらい
  • 動かす範囲が狭くなり、正座やあぐらができない
  • 進行すると、少しの動作でも強い痛みが出る

このような症状が続くときは、整形外科での精密検査が必要です。

原因とリスク

  • 加齢による関節軟骨の摩耗
  • 先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(若いころから股関節が浅い人に多い)
  • 肥満や体重増加による股関節への負担
  • 過去のケガや炎症

当院での治療法

いでた整形外科クリニックでは、エコーやレントゲンを活用した診断と、症状に応じた治療を行っています

内服薬
  1. 薬物療法
    痛み止めや湿布などで炎症を抑え、日常生活の支障を軽減します。
  2. エコーガイド下での関節内注射
    ヒアルロン酸やステロイドを、超音波エコーで関節を確認しながら正確に注入します。
    👉 負担が少なく、安全性が高い治療です。
  3. ハイドロリリース(筋膜リリース)
    股関節周囲の筋肉や靭帯の癒着を改善し、動きをスムーズにします。
    特に「股関節周りが固まって痛む」方に効果的です。
  4. リハビリテーション
    理学療法士が一人ひとりに合わせて、関節の動きを保つストレッチや筋力トレーニングを行います。
    👉 股関節への負担を減らし、進行予防につなげます。
  5. 手術(必要に応じて)
    保存療法で改善しない場合は、人工股関節置換術が選択されることもあります。
    当院では手術適応と判断した場合、地域の基幹病院と連携して治療を行います。

自宅でできる工夫

  • 適正体重を維持する(体重増加は股関節に大きな負担となる)
  • ウォーキングや水中歩行など、関節にやさしい運動を習慣にする
  • 和式生活(正座・あぐら)は避け、椅子生活を取り入れる
  • 冷えを防ぎ、股関節周囲を温めて血流を改善

まとめ

股関節の痛みは「年齢のせい」と思われがちですが、早期から適切に治療することで進行を遅らせ、歩行機能を守ることができます。
 👉 雲仙市、島原市、南島原市で股関節の痛みにお悩みの方は、いでた整形外科クリニック にご相談ください。
当院では、エコーを用いた精密な診断・関節内注射・ハイドロリリース・個別リハビリを組み合わせ、歩行の不安を解消するお手伝いをいたします。

医療法人さわやか いでた整形外科クリニック
院長 出田聡志

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