はじめに
「最近背が縮んだ気がする」
「転んだだけで骨折してしまった」
そんな不安を抱えていませんか?
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は気づかないうちに進行し、
骨折 → 寝たきり → 生活の質の低下
につながる怖い病気です。
しかし、運動・食事習慣・医療の力をうまく使えば、骨は必ず守れます。
本記事では、
- 骨を強くする運動
- 骨に必要な栄養
- 当院でできる骨粗鬆症予防
をわかりやすくご紹介します。
骨を丈夫にする「運動」

1. ウォーキング(負荷のかかる運動)
効果がある理由
骨は“刺激”を与えると強くなる性質があります。
- 地面を踏みしめる衝撃が骨に伝わり、骨の代謝が活性化
- 下半身の筋力向上で転倒リスクが減少
👉 1日20〜30分が目安。
無理のないペースでOKです。
2. かかと落とし運動
つま先立ち → ストンとかかとを落とす運動。
骨刺激が効率的に加わります。
👉 1日20〜30回 × 2〜3セット程度
3. スクワット
太ももの筋肉(大腿四頭筋)が鍛えられ、
転倒予防 → 骨折予防につながります。
👉 椅子を使った簡易スクワットでも十分効果的。
4. バランストレーニング
転びにくい身体作りは、骨折予防の最重要ポイント。
- 片脚立ち(安全な場所で)
- 足踏み運動
- タンデム歩行
👉 転倒防止は「骨を守る最も現実的な方法」です。
骨を丈夫にする「食事」
骨の材料となる栄養素は3つ。
この組み合わせが非常に大切です。
■ 1. カルシウム

骨の主成分。
不足すると骨がスカスカになります。
含まれる食品
- 牛乳・ヨーグルト・チーズ
- 小魚
- 小松菜・ほうれん草
- 豆腐・納豆
■ 2. ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける“相棒”の栄養素。
含まれる食品
- 鮭、サバ
- しいたけ
- 卵
※日光浴でも合成されます(10〜20分程度でOK)
■ 3. たんぱく質
骨を支える“骨格筋”を強くする栄養素。
含まれる食品
- 肉・魚
- 卵
- 大豆製品
- 牛乳・チーズ
👉 高齢者は特に意識的に摂取する必要があります。
当院でできる「骨粗鬆症予防」
いでた整形外科クリニックは、ただ薬を出すだけではありません。
“骨折させない体づくり”を目指すクリニックです。
① 骨密度検査(DXA)による精密評価
当院では腰・大腿骨の骨密度を測定できるDXA法を導入。
検診レベルではわからない、本当の骨の強さを評価できます。
👉 「見た目ではわからない骨の弱まり」を早期に発見できます。
② 血液検査・エコーで骨代謝を多角的に評価
- 骨代謝マーカー
- 腹部大動脈石灰化のエコー評価など、骨の質や血管の状態から総合的に判断します。
③ 骨粗鬆症治療薬を“個別最適化”
患者さんの年齢・骨密度・生活スタイルに合わせて
- ビスホスホネート
- デノスマブ
- テリパラチド
- ロモソズマブ(イベニティ)
など 最新の骨粗鬆症治療薬を使い分けます。
👉 「どの薬が自分に合うか分からない」方でも安心です。
④ 転倒予防と運動指導(理学療法士がサポート)
骨粗鬆症で一番怖いのは 転倒による骨折。
当院ではリハビリスタッフが
- バランストレーニング
- 下肢筋力訓練
- 歩行指導
をおこない、「転びにくい体」を作ります。
⑤ FLS(骨折リエゾンサービス)の実践
地域の骨折を減らすため、
当院では FLS(Fracture Liaison Service) の考え方を取り入れています。
つまり
「一度骨折した方を再骨折させない」仕組み を整えています。
- 骨折患者の追跡
- 骨密度・治療の適切化
- 他院との連携
- レントゲン・MRI評価
👉 島原エリアの骨折ゼロを目指す取り組みです。
まとめ

骨は年齢とともに弱くなりますが、
運動 × 食事 × 医療 を正しく組み合わせることで
“何歳からでも”強くすることができます。
いでた整形外科クリニックでは、
- 精密な骨密度検査(DXA)
骨代謝の総合評価 - 最適化した骨粗鬆症治療薬
- 転倒予防・運動指導(リハビリ)
- FLSによる再骨折予防
を柱に、地域の皆さまの骨の健康を守ります。
👉 島原市・南島原市・雲仙市で
「骨を丈夫にしたい」「将来が不安」と感じている方は
いでた整形外科クリニックへお気軽にご相談ください。
医療法人さわやか いでた整形外科クリニック 院長 出田聡志
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