はじめに
「つまずきやすくなった」
「夜、トイレに行くときにふらつく」
「段差で転びそうになったことがある」
加齢とともに、筋力やバランス能力の低下により 転倒リスクは確実に上がります。
転倒は骨折につながり、特に 大腿骨骨折・脊椎骨折 は寝たきりの原因になりやすいため、予防は非常に重要です。

いでた整形外科クリニックでは、
「転ばせない医療」=転倒予防 × 骨粗鬆症予防 × リハビリ
を大切にしています。
今回は、家でできる簡単なトレーニングと、当院の取り組みをご紹介します。
転倒が起こりやすい理由
高齢者の転倒には必ず理由があります。
- 足の筋力低下
- バランス能力の低下
- 膝痛や股関節痛による歩行の乱れ
- 骨粗鬆症による姿勢変化(猫背・円背)
- 視力低下
- 家の中の段差・暗い環境
👉 「筋力+バランス+環境」の3つの改善が重要です。
家庭でできる転倒予防トレーニング
※安全のため、必ず壁や椅子をつかめる環境で行ってください。
■ ① 片脚立ち(バランス訓練の王道)
- 壁やキッチン台に手を添えて片脚を上げる
- 10〜20秒保つ
- 左右各2〜3回
👉 片脚立ちは 歩行時の安定性向上に最も効果的 です。
■ ② つま先立ち(ふくらはぎ強化)
- 両足でつま先立ち
- ゆっくり下ろす
- 10回 × 2セット
👉 ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、血流改善・歩行安定に効果。
■ ③ 前後ステップ(転倒予防の即効性)
- 一歩前に踏み出す
- 元の位置に戻る
- 後ろに一歩下がる
👉 足の出し方がスムーズになり、つまずき予防に効果的。
■ ④ 椅子からの立ち座り(下肢筋力強化)
- ゆっくり行う
- 膝が内側に入らないようにする
👉 下半身の筋力がつくと、転倒しにくい体になります。
■ ⑤ タンデム歩行(バランス改善)
モデル歩きのように、
片足のつま先 → 反対の足のかかとをつけて歩く。
👉 平衡感覚のトレーニングに最適。
転倒しないための「生活環境づくり」
- 夜間は廊下に小さなライトをつける
- カーペットの段差・めくれをなくす
- 脱衣所・トイレに手すりを設置
- すべりにくい靴・室内履きを使用
- コード類は収納して動線を確保
👉 家の環境改善だけでも転倒率は大幅に下がります。
当院でできる転倒予防のサポート
いでた整形外科クリニックでは、転倒予防に総合的に取り組んでいます。
① 骨密度検査(DXA)
転倒しても折れない骨づくりをサポート。
腰椎・大腿骨の正確な骨密度を測定できます。
② 理学療法士による個別リハビリ
転倒リスクの高い方には、
- 筋力トレーニング
- バランス訓練
- 歩行指導
をマンツーマンで指導します。
👉 「自分では気づかない歩行の癖」まで評価し改善できます。

③ エコーとMRIによる痛みの原因評価
膝・股関節・腰痛があると、転倒リスクは一気に上がります。
当院では
- エコーで筋肉や靭帯
- MRIで隠れた骨折や軟骨損傷を正確に診断。
👉 正しい治療につながるので、結果として 転倒予防に直結します。
④ FLS(骨折リエゾンサービス)
骨折後の再骨折予防に積極的に取り組んでいます。
- 骨密度の継続評価
- 薬物治療の最適化
- 転倒予防トレーニング併用
👉 「骨折の連鎖」を断ち、健康寿命を延ばします。
まとめ
転倒は「年齢のせい」ではなく、
運動・習慣・医療の力で確実に予防できるものです。
いでた整形外科クリニックでは、
- 家でできる運動指導
- 理学療法士によるリハビリ
- エコー&MRIによる痛みの原因診断
- DXAでの骨密度検査
- FLSでの再骨折予防
を組み合わせ、島原地域の高齢者の転倒予防に力を入れています。👉 「最近つまずきやすい」「転ぶのが怖い」
そんな方はお気軽に いでた整形外科クリニック へご相談ください。
医療法人さわやか いでた整形外科クリニック 院長 出田聡志
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